「お肌の衣替え」はいつ?夏から秋へスキンケアを切り替えるタイミングと見直す4ステップ

nú:d 編集部
7分で読めます

服を衣替えするように、スキンケアにも季節の切り替えどきがあります。夏から秋へ、いつ・何を変えればいいのか。切り替えのサインと、洗顔から乳液までの4ステップの見直し方を紹介します。

季節が変われば、服を衣替えする。同じように、スキンケアにも季節に合わせた切り替えどきがあります。夏のあいだ心地よかったさっぱりしたケアを秋になっても続けていると、気づかないうちに肌の乾燥が進んでしまうことがあります。

とはいえ、「いつ切り替えればいいのか」「何を変えればいいのか」は迷うところです。この記事では、夏から秋へスキンケアを切り替えるタイミングの目安と、洗顔から乳液までのステップごとの見直し方を紹介します。秋に肌が荒れやすくなる理由については、秋の肌荒れの原因と対策の記事で詳しく解説しています。

なぜスキンケアにも「衣替え」が必要なのか

夏と秋では、肌を取り巻く環境が大きく異なります。夏は気温も湿度も高く、汗や皮脂の分泌が活発です。そのため、夏のスキンケアは「さっぱり」「べたつかない」ことが重視されがちです。

一方、秋は気温と湿度がともに下がり、汗や皮脂の分泌も落ち着いてきます。肌の表面を守っていた皮脂が減るぶん、水分が逃げやすくなり、乾燥が進みやすくなります。夏と同じ「落とす」「さっぱりさせる」ケアを続けていると、肌に必要なうるおいまで足りなくなってしまうのです。

季節に合わせてケアを切り替えるのは、特別なことをするためではなく、肌の状態と環境の変化に合わせて、ケアのバランスを調整するためです。

切り替えのサインは「肌」に出る

カレンダーの日付よりも、肌の変化を目安にするのが確実です。次のようなサインを感じたら、切り替えを考えるタイミングです。

  • 洗顔後に、肌がつっぱるようになった
  • 化粧水をつけても、すぐに乾いてしまう感じがする
  • 夕方になると、化粧ノリが悪くなったり粉をふいたりする
  • 肌の手触りがごわごわしている
  • 朝起きたときに、肌の乾燥を感じる

気候の面では、朝晩に涼しさを感じるようになったり、冷房を使わない日が増えたりしたころが目安になります。地域や年によって差はありますが、一般的には9月下旬から10月にかけてが、切り替えを考え始める時期といえます。

見直したい4つのステップ

ステップ1:洗顔|「さっぱり」から「つっぱらない」へ

夏は皮脂や汗を落とすために、洗浄力が高めの洗顔料を使っていた方も多いと思います。秋は皮脂の分泌が落ち着いてくるため、洗い上がりにつっぱりを感じないタイプに切り替えるのがおすすめです。

洗い方も見直しましょう。泡立てた洗顔料で、泡をクッションにしてこすらずに洗い、ぬるま湯ですすぎます。夏よりも少し洗顔の時間を短くするくらいの意識で、ちょうどいいこともあります。

ステップ2:化粧水|「量」と「なじませ方」を見直す

化粧水そのものを変えなくても、使い方を変えるだけで保湿感は変わります。1回に使う量を少し増やす、手のひらで顔を包み込むようにしてなじませる、乾燥が気になる部分には重ねづけする。こうした工夫で、秋の肌に必要な水分を届けやすくなります。

夏のあいだ、ひんやりした使用感や拭き取りタイプの化粧水を使っていた場合は、保湿感のあるタイプへの切り替えを検討してもいいでしょう。

ステップ3:美容液|水分を「閉じ込める」ケアを加える

秋のスキンケアで特に意識したいのが、化粧水で与えた水分を肌にとどめておくことです。化粧水のあと、乳液やクリームの前に、肌の土台を整える美容液を1ステップ加えてみてください。

肌のうるおいを保つうえで大きな役割を担っているのが、角層のすき間を埋めるセラミドです。セラミドは水分を挟み込むように抱え込み、乾燥から肌を守る働きがあります。空気が乾燥し始める秋は、セラミドのように、うるおいを抱え込む成分を含むアイテムを取り入れるのに適した季節です。

ステップ4:乳液・クリーム|油分で「蓋」をする

夏のあいだは、べたつきが気になって乳液やクリームを省略していた方もいるかもしれません。秋は、化粧水と美容液で届けたうるおいを逃がさないために、油分で蓋をするステップを復活させましょう。

いきなり重いクリームに切り替える必要はありません。まずは軽めの乳液から始め、乾燥が気になる目元や口元にだけクリームを重ねるなど、部分ごとに調整すると取り入れやすくなります。スキンケアの正しい順番については、乾燥肌のスキンケア順番の記事使い方ガイドもあわせてご覧ください。

秋のスキンケア、朝と夜のルーティン例

4つのステップを見直したら、朝と夜のルーティンに落とし込んでみましょう。

朝のルーティン

  1. ぬるま湯、または洗顔料でやさしく洗顔する
  2. 化粧水で水分を与える
  3. 美容液で肌の土台を整える
  4. 乳液で蓋をする
  5. 日焼け止めを塗る

朝は日中のメイクのしやすさを考えて、乳液は軽めに。秋もまだ紫外線があるため、日焼け止めは続けましょう。

夜のルーティン

  1. メイクや日焼け止めを、摩擦の少ないクレンジングで落とす
  2. 洗顔料でやさしく洗顔する
  3. 化粧水で水分を与える
  4. 美容液で肌の土台を整える
  5. 乳液やクリームで蓋をする

夜は1日の乾燥をリセットする時間です。乾燥が気になる部分には、乳液やクリームを重ねてもかまいません。

スキンケア以外の「衣替え」も見直す

肌のコンディションは、スキンケアだけでなく、身のまわりの環境にも左右されます。スキンケアの衣替えとあわせて、次のようなことも見直してみてください。

  • 室内の湿度:空気が乾燥し始めたら、加湿器を使うなどして室内の湿度を保つ
  • 寝具とタオル:枕カバーやタオルは肌に直接触れるもの。肌あたりのやわらかいものを選び、清潔に保つ
  • 入浴:涼しくなると熱いお湯に長く浸かりたくなりますが、熱すぎるお湯や長湯は肌の乾燥を招きやすくなります
  • 衣類:首まわりに触れるニットやタートルネックは、肌あたりのやさしい素材を選ぶ

切り替えは「一度に全部」ではなく「一つずつ」

スキンケアの衣替えで気をつけたいのが、すべてのアイテムを一度に変えないことです。一度にいくつものアイテムを新しくすると、もし肌に合わないものがあったときに、どれが原因なのかがわからなくなってしまいます。

おすすめは、いちばん気になっている悩みに合わせて、一つずつ切り替えていく方法です。たとえば乾燥が気になるなら、まずは美容液や乳液を見直す。新しいアイテムを取り入れたら、しばらく肌の様子を見てから次を変える。季節の変わり目は肌が敏感になりやすい時期だからこそ、ゆっくり進めるのが安心です。

性別を問わず、切り替えのポイントは同じ

スキンケアの衣替えは、性別に関係なく必要なものです。特に、夏のあいだ洗顔だけ、あるいは化粧水だけで済ませていた方にとって、秋は保湿のステップを見直すいいきっかけになります。ひげ剃りをしている方は、剃ったあとの肌が乾燥しやすいため、保湿で肌を整えることを意識するとよいでしょう。

お肌の衣替え、よくある疑問

Q. 夏用のスキンケアアイテムは、もう使わないほうがいい?

使い切ってもかまいません。日中に汗をかく日や、皮脂が気になる部分には、夏用のさっぱりしたアイテムがまだ使いやすいこともあります。日によって、部分によって使い分けながら、少しずつ秋のケアに移行していくと無駄がありません。

Q. 朝と夜で、ケアを変えたほうがいい?

変えてもかまいません。朝は日中のメイクや紫外線対策を考えて軽めに、夜は1日の乾燥をリセットするためにしっかり保湿する、という使い分けもひとつの方法です。どちらの場合も、秋はまだ紫外線があるため、朝の日焼け止めは続けましょう。

まとめ

スキンケアの衣替えは、日付よりも肌のサインを目安に考えるのが確実です。洗顔後のつっぱりや化粧水の乾きの早さを感じたら、切り替えを始めるタイミングです。

洗顔は「つっぱらない」ものに、化粧水は量となじませ方を工夫し、美容液で水分を閉じ込め、乳液やクリームで蓋をする。すべてを一度に変えるのではなく、一つずつ見直しながら、秋の肌に合ったケアに整えていきましょう。

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