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マスク生活で増えた「大人ニキビ」と「ニキビ跡」。繰り返しを防ぎ、なめらか肌へ導く美容液ケア

肌悩み別のアプローチ

「10代の頃のニキビとは違う、治りにくいニキビがアゴや口周りに繰り返しできる…」
「マスクをするようになってから、肌荒れが落ち着かない…」
「やっと治ったと思ったら、茶色いニキビ跡が残って消えない…」

そんなしつこい「大人ニキビ」や「マスク荒れ」に悩んでいませんか?

思春期のニキビとは原因が異なる大人のニキビには、大人の肌に合わせたケアが必要です。間違ったケアはかえって悪化させてしまうことも。

この記事では、大人ニキビができるメカニズムと、繰り返しを防ぎながらニキビ跡までケアする、効果的な美容液の選び方と使い方について解説します。

思春期とは違う!「大人ニキビ」の主な原因

10代のニキビは主に皮脂の過剰分泌が原因ですが、20代以降の大人ニキビはもっと複雑です。主な要因は以下の3つです。

1. 乾燥によるバリア機能の低下(インナードライ)

大人の肌は乾燥しがちです。肌の表面や内部が乾燥すると、肌は自らを守ろうとして角質を厚くしてしまいます(角質肥厚)。すると毛穴の出口が塞がり、そこに皮脂が詰まってニキビの始まりである「コメド(白ニキビ)」ができやすくなります。
また、バリア機能が低下しているため、少しの刺激で炎症を起こしやすくなります。

2. ストレスやホルモンバランスの乱れ

ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、生理周期などによってホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが優位になり、皮脂分泌が増えたり角質が硬くなったりしてニキビができやすくなります。特にアゴやフェイスライン(Uゾーン)にできるのが特徴です。

3. マスクによる「摩擦」と「蒸れ」

長時間のマスク着用は、肌にとって過酷な環境です。

  • 摩擦: マスクの着脱やズレによって肌がこすれ、バリア機能が壊れます。
  • 蒸れ: マスク内が高温多湿になり、アクネ菌などの雑菌が繁殖しやすい状態になります。

大人ニキビを繰り返さないための美容液選び

大人のニキビケアは、「皮脂を取り除く」ことよりも「保湿してバリア機能を整える」ことが最優先です。その上で、炎症を抑え、ニキビ跡をケアする成分を取り入れましょう。

必須条件:「ノンコメドジェニックテスト済み」

まず大前提として、パッケージに「ノンコメドジェニックテスト済み」(ニキビのもとになりにくい処方であることを確認するテスト)と記載されているものを選びましょう。※すべての方にニキビができないわけではありません。

アプローチ1:バリア機能を整える「高保湿」成分

乾燥して硬くなった角質を柔らかく整え、外部刺激から肌を守るために、保湿力は絶対条件です。

  • セラミド、ヒアルロン酸など: 肌の水分を保ち、バリア機能をサポートします。
  • オイルフリー処方: 油分が多すぎるとアクネ菌のエサになりやすいため、オイルフリーや油分が少なめのジェル状美容液などがおすすめです。

アプローチ2:炎症を抑える「抗炎症」有効成分

今ある赤ニキビの炎症を鎮め、悪化を防ぎます。

  • グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K): 甘草由来の成分で、優れた抗炎症作用があります(医薬部外品に配合)。
  • トラネキサム酸: 抗炎症作用とともに、メラニン生成を抑える美白効果もあります。

アプローチ3:ニキビ跡・毛穴詰まりを防ぐ「ビタミンC誘導体」

ビタミンCは大人ニキビの強い味方です。

  • 皮脂抑制: 過剰な皮脂を抑え、新たなニキビを予防します。
  • 抗酸化作用: 皮脂の酸化を防ぎ、毛穴の黒ずみを予防します。
  • 色素沈着ケア: 赤みや茶色いニキビ跡(色素沈着)の原因となるメラニンにアプローチし、薄くする効果が期待できます。

ニキビができている時の美容液の使い方

ニキビがある肌は非常にデリケートです。使い方も優しさを心がけましょう。

  • 絶対に擦らない: 美容液を塗る際は、指の腹で優しくスタンプを押すように、または手のひらで包み込むようになじませます。コットンでのパッティングや拭き取りは刺激になるので避けましょう。
  • 炎症がひどい部分は避ける: 化膿して痛みがあるようなニキビの上には、直接美容液を塗り込むのは避け、周りの肌を保湿する程度に留めましょう。

まとめ

大人ニキビのケアは根気が必要です。焦って強いピーリング剤や脱脂力の強い洗顔料を使うと、かえって乾燥して悪化する負のループに陥りがちです。

まずは「保湿」で肌の基礎体力を上げ、その上で抗炎症成分やビタミンCなどを取り入れた美容液で優しくケアを続けることが、なめらかな肌への一番の近道です。