エイジングケア*に欠かせない「レチノール」と、美白**や毛穴ケアの定番「ビタミンC」。どちらも美肌効果が高い人気の成分ですが、「この2つは一緒に使っても大丈夫なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
「併用すると刺激が強すぎる」「効果が打ち消し合う」といった噂を耳にしたことがあるかもしれません。
結論から言うと、レチノールとビタミンCは併用可能です。むしろ、正しく組み合わせることで相乗効果が期待できる強力なタッグになります。ただし、使い方には少しコツが必要です。
この記事では、レチノールとビタミンCを併用するメリットと、失敗しないための正しい順番、注意点について解説します。
*年齢に応じたケア
**メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
レチノールとビタミンC、併用するメリットは?
この2つの成分は、それぞれ得意分野が異なります。
- レチノール(ビタミンA)
ターンオーバー促進、コラーゲン生成サポート、ハリ・シワ改善 - ビタミンC
抗酸化作用、メラニン生成抑制(美白)、皮脂抑制、毛穴引き締め
併用することで、レチノールが肌の土台を整えてハリを出し、ビタミンCが表面のくすみや毛穴をケアして透明感を出すというように、多角的に肌悩みにアプローチできるのが最大のメリットです。
併用する際の正しい順番と時間帯
併用には主に2つのパターンがあります。「時間帯を分ける方法」と「重ね塗りする方法」です。
パターン1:【推奨】朝と夜で使い分ける
最も安全で効果的なのが、使用する時間帯を分ける方法です。それぞれの成分の特性を活かせます。
- 朝:ビタミンC
ビタミンCの優れた「抗酸化作用」は、日中に浴びる紫外線ダメージから肌を守るのに最適です。朝のスキンケアに取り入れることで、日中の肌サビ(酸化)を防ぎます。 - 夜:レチノール
レチノールは紫外線に弱く不安定なため、基本的に「夜」の使用が推奨されます。寝ている間にじっくりと肌の修復・再生をサポートしてもらいましょう。
この方法なら、お互いの成分が干渉することなく、それぞれの効果を最大限に発揮できます。
パターン2:夜に重ね塗りする(注意が必要)
どうしても夜に両方使いたい場合は、重ね塗りも可能です。ただし、刺激を感じやすくなるため、肌が丈夫な方や成分に慣れている方向けの方法です。
順番の基本は「水っぽいもの → 油っぽいもの」
- 化粧水
- ビタミンC美容液(サラッとした水溶性のものが多い)
- 少し時間を置く(ビタミンCをなじませる)
- レチノール美容液/クリーム(油分を含んだこっくりしたものが多い)
- 乳液・クリーム
【注意点】
ピュアビタミンC(特に高濃度)とレチノールは、どちらも肌への刺激になりやすい成分です。重ねることで赤みやヒリつきが出やすくなる可能性があるため、最初は少量ずつ、様子を見ながら試してください。敏感肌の方は避けたほうが無難です。
併用NG?相性の悪い組み合わせはある?
基本的に併用NGではありませんが、注意すべき組み合わせがあります。
注意:高濃度ピュアビタミンC × レチノール
ピュアビタミンCは酸性度が高く、レチノールも作用が強いため、高濃度同士を重ねるとpHのバランスが崩れたり、刺激が強くなりすぎたりするリスクがあります。
併用する場合は、どちらかをマイルドな誘導体タイプにするか、前述のように時間帯を分けるのが賢明です。
注意:AHA/BHA(ピーリング成分)とのトリプル併用
レチノール、ビタミンCに加えて、AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)などの角質ケア成分まで併用すると、肌への負担が大きすぎます。角質を取りすぎてバリア機能が低下し、深刻な肌トラブルを招く恐れがあるので避けましょう。
相性抜群!一緒に使いたいサポート成分
レチノールやビタミンCを使う際は、以下の成分を一緒に取り入れると、刺激を和らげ効果をサポートしてくれます。
セラミド(保湿・バリア機能強化)
どちらの成分も、使用中に肌が乾燥しやすくなる傾向があります。セラミド配合の化粧水やクリームで徹底的に保湿し、バリア機能を高めることで、A反応などの刺激が出にくくなります。
ナイアシンアミド(抗炎症・美白・シワ改善)
ナイアシンアミドは刺激が少なく、レチノールやビタミンCとも相性が良い成分です。併用することで、美白やシワ改善効果の相乗効果が期待でき、レチノールの刺激を緩和する働きもあると言われています。
まとめ
レチノールとビタミンCは、最強の美肌コンビになり得ます。
おすすめは「朝ビタ・夜レチ」の時間差使いです。それぞれの特性を理解し、自分の肌状態に合わせて賢く取り入れることで、ハリと透明感にあふれた理想の肌を目指しましょう。


